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平成27年(2015年)に施行される税制《軽自動車税の増税編》

公開日: : その他の税金, 税金(総合)

前回までで、相続税・贈与税の改正のご紹介が終わりました。

今回は「軽自動車税の増税」です。

実は、私が始めて自分で納税した税金は「軽自動車税」でした。

少し懐かしく思いながら書かせていただきます。

 

軽自動車税が増税されます!


 

平成27年(2015年)4月1日から、軽自動車税が増税されます。

それまでに「初度検査」を終えていない場合増税後の税額が適用されます

どれだけ税金が増加するか見てみましょう。

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(総務省資料より)

赤字部分が増税後の税額です。

一般的な「軽自動車、四輪以上のもの、乗用のもの、自家用」でみていきましょう。

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どれぐらい差がでるの?


 

改正前に購入して「初度検査」を終えた場合と、改正後に購入した場合を比較してみましょう。

平成28年の改正も踏まえ、14年間で比較したいと思います。(この改正は次に記載しています)

「軽自動車、四輪以上のもの、乗用のもの、自家用」の場合、改正前は年額7,200円、改正後は年額10,800円です。

その差額は3,600円です。

3,600円×14年間=50,400円 です。

それほど大きくない金額に感じるかもしれませんが、スペアのタイヤぐらいは購入できますね。

それでは、14年間で比較した理由を見ていきましょう。

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すでに購入している軽自動車も増税?!


 

今回の改正は、平成27年(2015年)4月1日以降に購入した軽自動車に対して増税されるという話が中心になっていますが、平成28年以降は、すでに軽自動車をお持ちの方も増税になる可能性があります

その基準が、現在所有の軽自動車が「初度登録」から平成28年以降に14年が経過しているかどうか、です。

つまり、平成14年以前に購入した軽自動車を所有されている場合平成28年以降、7,200円だった軽自動車税が12,900円まで増税されます。

その後、14年経過するごとに増税対象となります。

最長まで伸ばす方法が、平成27年4月1日までに購入し「初度登録」を終えることです

その場合、平成41年まで軽自動車税が7,200円のままになります

実際にどれだけメリットがあるか比較してみましょう。


どれぐらい差がでるの?


 

平成28年に12,900円になった場合と、平成41年まで7,200円だった場合を比較します。

その場合、「(12,900円-7,200円)×(41年-28年)=74,100円」の差が生じます。

さきほどの差よりも大きくなりましたね。

 

まとめてみましょう。

軽自動車に乗っていて、買い替えを検討している場合、平成27年4月1日までに購入して「初度登録」を終えることにより、合計50,400円節税できる。

さらに、現在所有の軽自動車の「初度登録」が平成14年以前の場合、平成28年以降の増税を平成41年まで延ばすことができ、合計74,100円節税できる。

ということです。

税法や改正時期を知っておくことにより、物の買い替え時期も検討することができるのです

何か高額な物を購入する場合、「税金のメリットはないか」と頭に思い浮かべていただけると幸いです。

 

※上記の内容は、平成26年12月15日時点の法律に則って記載しております。

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こうやって見たら「VALU」って無敵じゃない?

すごく久しぶりに書きます。すみません、ホント。  

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