平成27年度税制改正大綱《消費税増税延期編》
さて、こたつでのんびりと正月を満喫しておりますが、皆様もゆっくりしていらっしゃるでしょうか。
この三が日だけは何も考えずゆーっくりと過ごしております。
今回からは、30日に発表されました平成27年度税制改正大綱について書かせていただきます。
え?税制改正大綱って何?という方はまずコチラをご確認ください。→「税制改正大綱ってなあに?」
消費税の増税が延期されます!
選挙前から公言されておりましたが、変わらず消費税増税の延期が発表されました。
当初の予定どおり、平成29年4月まで延期が確定致しました。
しかし、これは平成29年4月には確実に消費税を増税するということです。
実際にその年が訪れない限りはなんとも言えませんが、どのような経済状況であっても増税してくるでしょう。
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8%から10%に変更されます!
皆様もご存知のとおり、消費税等は8%から10%に増税されます。
それにより何もせずとも物価が2%上昇するのと同じことになります。
経済が上向きになっていなくともあなたの負担はこれだけ増えます。
これはもはや確定事項ですので、その対策を今から練る必要があります。
そうしなければ、あなたの預金は自然と2%減少することになります。
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どうすればいいの?
ただ、今発表があったことにより、これから対策することができます。
そして、確実な一番の対策は今から年間の支出を2%減少させることです。
経済政策では、そこまで極端な買い控えはないと思われています。
しかしながら、消費税が増税される前に買い控えが行われるとどうなるでしょう。
さすがに、そのまま増税に踏み切れないかもしれません。
増税に踏み切ったとしても、それほど国が増税メリットを得ることがありません。
何より、あなたの生活での支出を毎年2%削減することができるのです。
確実に2%増税する法案が出ておりますので、それまでにしっかりと準備をしておきましょう。
税制を知ることで、こういった対策も事前にうつことができます。
これからも税制改正には注目してまいりましょう。
※上記の内容は、平成27年1月3日時点の法律に則って記載しております。
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