公的年金ってなあに?《障害給付》
さて、今回も引き続き年金について書かせていただきます。
今回は「障害給付」について書いていきたいと思います。
障害給付ってなあに?
障害給付には、「障害基礎年金」と「障害厚生年金」の2種類があります。
「障害基礎年金」とは、障害認定日に障害等級1級、又は2級である人が、初診日に国民年金の被保険者であった人、被保険者である人で、60歳以上65歳未満の国内に住んでいる人が対象となる年金です。
さらに、保険料の滞納期間が3分の1未満であることも条件とされています。
「障害厚生年金」は、初診日に被保険者であり、障害認定日に障害等級1~3級に該当する人が対象となる年金です。
それでは給付の内容を見てみましょう。
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障害給付はどれぐらい?
「障害基礎年金」の1級の場合、年金額×1.25で計算し、さらに「子」の加算が認められています。
2級の場合は「子」の加算のみで、3級は対象外です。
「障害厚生年金」の1級の場合は、報酬比例部分の年金×1.25と、加給年金。
2級の場合は加給年金の加算のみで、3級も2級と同じ内容です。
元々もらえる予定だった年金額が対象となり、加算される仕組みなのです。
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つまり・・・
年金を払わなくなった人が増えていると言われていますが、年金を支払っておくことにより、障害になった際の保障を受けることもできるのです。
将来もらえない可能性が高いからと支払わないよりも、納税額が減り、万が一の保障を得ることもできるのです。
ただ訳もわからず払わないのは最低ですが、訳もわからず払い続けることもあまり良いとは言えません。
なぜ払っていて、それによりどういったメリット・デメリットがあるのか、しっかり知っておいてくださいね。
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※上記の内容は、平成27年4月2日時点の法律に則って記載しております。
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