不動産売却の税金は申告しないとバレる?!
暑かったり寒かったり、春先はどうも気温が定まりませんね。
さて、今回はご質問いただきました「不動産売却の税金は申告しないとバレる?!」について書かせていただきます。
不動産売却の税金は申告しないとバレる?!
以前よりお伝えしておりますとおり、バレるバレないではなく、必ず申告していただくことは大前提です。
その上で、もしかしてバレないのではないかという希望を打ち砕きます。
不動産売却の税金は申告しないと100%バレます!!!
以前も記載したことがありましたが、不動産を売却した場合、不動産の登記が必要になります。
その不動産登記は管理されており、税務署へ情報が届いております。
そのため、不動産を売却すると、税金が発生するしないに関わらず、確定申告書が郵送されてきます。
そうです、その時点で申告が必ず必要になります。
そして、一般的な確定申告と同じく、期限は確定申告期限の3月15日です。
まあでも、バレたところで特に何もないだろうとお思いでしたら大間違いです。
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申告をしないと税務調査が入る可能性大!
基本的には「申告忘れてますよ~」といった資料がまず送られてくるのですが、それでも申告しない場合は、税務職員が確認に来ることがあります。
その場合には、「無申告加算税」や「延滞税」、「不納付加算税」など追加で税金を払わされることになります。
さらに、悪質だと判断された場合は、「重加算税」という追加で35%の税金を払わされます。
こういった追加の税金は後日詳しく説明するとしまして、こうなると大損です。
不動産売却時の儲けまで持っていかれる可能性が出てきます。
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つまり・・・
残念ながら不動産の売却は管理されておりますので、脱税することすらできないようになっています。
確実にバレますので、おとなしく税金を納めてください。
なかなか脱税を見抜くのが難しいものもあれば、不動産売却のようにしっかり管理されているものもあります。
何にせよ、脱税は犯罪です。
税金の使われ方に納得がいかないのであれば、脱税という形ではなく、投票という形で一矢報いたいところですね。
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※上記の内容は、平成27年4月9日時点の法律に則って記載しております。
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