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企業年金ってなあに?《確定給付型年金》

公開日: : その他の年金, 節税

さて、今回からは「企業年金」について書いていきたいと思います。

ご自身がどの「企業年金」に該当しているか、確認してみてくださいね。

 

企業年金ってなあに?


 

企業年金とは、厚生年金加入者の年金保障をより手厚くする目的で作られた年金制度です。

この制度にはさまざまな種類があり、それによって運用の方法も違います。

企業年金制度を導入されているところにお勤めの場合は、厚生年金プラスこの企業年金が受け取れます。

ご自身のリタイア後の生活を考える上でも、どの程度受け取ることができるのか、そして何よりも、どういった制度で運用されているのかを知っておいてください。

それでは、年金の種類のうち、「確定給付型年金」について詳しくみてみましょう。

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確定給付型年金


 

「確定給付型年金」とは、各保険者が運用利回りを保証しており、あなたの将来の年金受取額が確定しているという年金です。

しかしながら、運用実績が運用利回りを下回る場合、保険者がその損失分を穴埋めする必要があり、それができずに倒産、というような形で問題になりました。

それにより、「適格退職年金」という制度が平成24年3月末で廃止されました。

廃止されたこの制度は、退職金の全部または一部を、契約した信託銀行や生命保険会社などが委託を受け、積立金の運用から支払いまでを行う制度でした。

現在すでに新規の設立はできないようになっています。

次に、問題となっている「厚生年金基金」についてみてみましょう。

これは、老齢厚生年金の報酬比例部分の一部を代行し、利回りを大きくする運用を行ってきましたが、運用が難しくなってきており、基金の解散が目立ち、新規の募集が停止している状態です。

そして最後に「確定給付企業年金」です。

上記の制度を改善するようにと作られた制度で、運用方法などの情報開示に一定の基準が定められています。

「規約型」と「基金型」があり、前者は「適格退職年金」に近く、後者は「厚生年金基金」に近い制度です。

実質、「確定給付型年金」はこの「確定給付企業年金」に限られていると言っても過言ではない状態です。

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節税効果について・・・


 

基本的に、加入者(あなた)が支払っている分は所得控除になっていると考えてください。

加入者が支払っている分は、一般的に生命保険料控除が適用されます。

「厚生年金基金」の場合、お勤め先が支払ってくれている分はそのお勤め先の経費(全額損金)、従業員(あなた)が支払っている分は社会保険料控除が適用されます。

加入している制度によって、控除の種類が違ってきますので、ぜひ一度確認してみてください。

次回は「確定拠出年金」について書かせていただきたいと思います。

 

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※上記の内容は、平成27年4月11日時点の法律に則って記載しております。

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