源泉徴収票はいつもらえるの?
多くの方に閲覧いただき、ありがとうございます。
内容を毎年更新してまいりますので、お目通しいただけると幸いです。
それでは、「源泉徴収票はいつもらえるの?」について書かせていただきます。
源泉徴収票はいつもらえるの?
源泉徴収票は必ず渡さなければならないとされています。
しかし、厳密にいつまでに渡さなければならないという決まりはありません。
確定申告をしなければならない人からすると、少しやっかいな部分です。
そのため、複数箇所から源泉徴収票を受け取る方は、どこからの資料が届いているのかを把握しておかなければなりません。
確定申告期限が2月16日~3月15日と決められているため、1月中に渡されることが多いので、2月に入っても届かない場合は、お勤め先に請求するようにしてください。
それでは、一箇所から給料をもらっている人はいつ渡されるかを見てみましょう。
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サラリーマンやアルバイトの場合はいつもらえる?
お給料を一箇所からだけもらっている方は、お給料日に渡されることが多いです。
お勤め先は、大体以下の3つのパターンで渡してくれることが一般的です。
①12月のお給料日に給与明細と一緒に渡す
②来年1月のお給料日に給与明細と一緒に渡す
③来年1月のお給料日とは別に、年末調整還付金の通知と一緒に渡す。
いずれにしても、1月中にはお手元に届くでしょう。
最短で12月の給料日、最長で1月の給料日といったところでしょうか。
それでもまだお手元に届いていない場合は、お勤め先の総務や経理、事務をしている方に連絡してください。
ごく稀にですが、忘れられている場合や、言わなければ源泉徴収票をくれないところもあるようです。
渡し方が様々なのはなぜ?
渡し方が違うのは、お勤め先の都合です。 年内に終わらせてしまいたい、従業員のためになるべく早く渡してあげたいところは12月給料日に。 事務の人数が少なくどうしても時間がかかる、従業員のために年初の給料が少し増えて喜んでもらいたいところは1月給料日に。 年末調整だけを外部に依頼している、年初のプチボーナスとして渡し、従業員の士気を高めたいところは1月給料とは別に。 他にも様々理由はありますが、しっかりと理由があって渡す日を決めているところが多いです。 もし総務や事務の方と仲がよければ一度聞いてみてください。 思いもしなかった理由が隠されている場合もありますよ。
※上記の内容は、平成26年12月25日時点の法律に則って記載されております。
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