海外移住時に株などの含み益に課税されるって本当？

さて、今回は日本から海外へ資産を持ち出す人へのバッドニュースです。

海外移住時に株などの含み益に課税される？

海外へ移住するための資金を国内で貯めている人に残念なお知らせです。

平成27年7月施行予定で「海外進出時に含み益に課税される」ことになりそうです。

つまり、現在アベノミクスで儲かっている株などは、売却しなくとも海外に出る時点で税金を支払わされる、という制度です。

まだ税制改正大綱に盛り込む予定としか発表はありませんが、こうなった場合は「投資の自由」を阻害することにもなります。

しかし、与党が過半数の議席を確保している今、法律はおそらく通ってしまうでしょう。

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今からできる対策は？！

一番簡単な対策は、残念ながら現金にしてしまうことでしょうか。

先に納税をしてしまうことで、追徴の心配もありませんし、一定の預金を日本に残して海外から引き出して生活することもできます。

また、少額であればNISA口座に入れてしまうという手もあります。

しかし、1口座100万円までという決まりがありますので、海外で生活するには物足りないかもしれません。

さらに上を行くと、初めから海外で証券口座を作ったほうがよいかもしれません。

そうすることで海外移住のために資金を持ち出す際もスムーズに行くでしょう。

日本人であれば、香港が一番スムーズに口座開設できるイメージです。(すいません、他で開設したことがありません。。。)

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驚かせましたが・・・

実は、この法律は「一定以上の資産を持った人」が対象になる予定です。

しかし、法律が成立しないことにはどうなるかなんとも言えません。

備えあれば憂いなし、です。

対策を知っておくことで不安も解消されます。

知らずに手続きを進めれば、「脱税」として海外に出られなくなったり、「納税」で海外に行く資金を失う可能性もあります。

とにかく、税法改正には要注意ですね。

※上記の内容は、平成26年12月24日時点の法律に則って記載しております。