クリスマスプレゼントは経費になるの？

クリスマス直前にとんでもない質問をいただきましたので、書かせていただきます。

クリスマスプレゼントは経費になるの？

質問をくださった方はサラリーマンの方でしたので、結論から申しますとなりません。

彼女にあげるプレゼントが経費なら、世の中のプレゼントはもっと豪華になっているでしょうね(笑)

経費にならない理由は、以前「サラリーマンも経費が認められるって本当？」で書かせていただいたとおりです。

しかし、事業をしている方で、業務のために必要であったクリスマスプレゼントであれば経費として認められます。

あなたが働いている形態によって、適用される税法も違うのです。

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あなたの働き方は？

働いている形態と言っても、様々あります。

一般的に大勢の方が、「一箇所にお勤めで、そこからだけお給料をもらっている」パターンです。

この場合ですと、「給与所得控除」が認められていることにより、経費になりません。

上述しましたサラリーマンの方でも、副業をしている場合であれば、経費が認められることもあります。

副業をしていても、クリスマスプレゼントの内容によっては経費として認められない場合もあります。

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どのような内容であれば認められるの？

そのクリスマスプレゼントが、取引先の相手に自社、もしくは自分自身を宣伝できるものである場合は広告宣伝費として認められます。

最近では、とある大臣になった衆議院議員が「うちわのようなもの」を宣伝に使っていましたね。

あちらは、公職選挙法では違法ですが、普通に事業主がプレゼントをする場合であれば問題ありません。

また、いつもお世話になっている取引先に挨拶として贈り物をするのであれば、接待交際費として認められます。

クリスマスプレゼントは難しいかもしれませんが、暑中見舞いや年末年始の挨拶であれば認められることが多いです。

なかなかご自身で判断するのは難しいかもしれませんので、やはり判断するときは専門家に相談することをおススメします。

それよりも、彼女へのプレゼントを経費にしようと思わないでください、の方が正しいかもしれません(笑)

※上記の内容は、平成26年12月23日時点の法律に則って記載しております。