源泉徴収票が間違えていたら、どうすればいいの？

さて、今回も少しせっかちなご質問をいただきましたので、書かせていただきます。

以前記載致しました「あなたの源泉徴収票は正しいですか？」も合わせて参考にしていただけると幸いです。

源泉徴収票が間違えていたら、どうすればいいの？

これから1月末頃までにかけて源泉徴収票が手渡されます。

以前にもお伝え致しましたが、どうしても人間の手作業ですので、間違えてしまうことがあります。

渡された源泉徴収票が間違えていることに気付いた場合、すぐに総務や事務の方に報告するようにしてください。

早期であればすぐに修正して再度渡してもらうことができます。

そうすればお互いに、手間もかかりません。

しばらく時間が経って気付いてしまった場合は、少し手間がかかってしまうのです。

平成26年度版 まるわかり給与計算の手続きと基本 (まるわかりシリーズ) 新品価格 ￥1,944から (2014/12/24 08:30時点)

時間が経ってから気付いてしまったら、どうすればいいの？

実はお勤め先は1月1日～12月31日までの間にお給料を合計でいくら支払ったのかを、「法定調書合計表」という資料で翌年1月31日までに税務署に報告しています。

つまり、時間が経ってからの場合はその提出済みの資料を訂正する必要が出てきてしまうのです。

しかし、ご自身で確定申告をすることにより、そのお勤め先の手間を省くことができます。

そのため、時間が経ってから間違いを指摘した場合は、自分で確定申告をして欲しいと言われることが多いです。

どちらにせよ、あなたかお勤め先のどちらかに負担が増えます。

それを防ぐためにも、受け取ったらそのままにするのではなく、すぐに確認するようにしてください。

避けて通ると損をする！ゼロから覚えるお金の話！-【電子書籍】 価格：100円

まとめると・・・

源泉徴収票を受け取ったらすぐに確認して、間違えていればその場で総務や事務の方に伝える。

後々間違えていることに気が付いた場合は、自身で確定申告を行い訂正する。

といった選択をすることが、一番スムーズなように感じます。

間違えている可能性は低いかもしれませんが、しっかりと確認して年末、もしくは年初のスタートをしたいものですね。

※上記の内容は、平成26年12月26日時点の法律に則って記載しております。