医療保険ってなあに？《国民健康保険編》

さて、前回までで「健康保険」が終了致しました。

今回は「国民健康保険」について書かせていただきます。

国民健康保険

「国民健康保険」は「健康保険」に加入できない「日本に居住するすべての人」が加入できる「医療保険」です。

つまり、すべての加入者が本人(被保険者)として扱われますので、「扶養」という考え方がありません。

多くの条件は「健康保険」と変わりありませんが、「傷病手当金」「出産手当金」は任意給付とされており、「国民健康保険」を運営している市区町村では実施されていません。

ただ、「健康保険」では対象にならなかった業務上の病気・けがも対象になります。

「国民健康保険」の保険料は市区町村が設定できますので、市区町村によって異なります。

「健康保険」と「国民健康保険」の違いはなかなか把握されないものですので、知っておくとふとした際に活用できるかもしれませんよ。

※上記の内容は、平成27年2月13日時点の法律に則って記載しております。