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生命保険料控除の節税ケース2~個人年金保険に加入しよう~

前回はケース1としまして「終身保険で運用しよう」という内容を書かせていただきました。

今回は、「個人年金」です。生命保険とは対照的に、加入している人がなぜか少ないそうです。

こちらの節税ケースを見ていきましょう。

個人年金はメリットあるの?!


前回書かせていただいた内容と重なりますが、個人年金は前回の保険商品以上に生命保険会社や代理店が儲からないので、ほぼほぼ提案されることがありません

ですが、厚生年金や国民年金などよりもよっぽど将来受け取れる可能性が高いですし、将来受け取る金額設定を自身で行うことができます

合わせて、以前お伝えしましたとおり、「生命保険料控除」を「個人年金用」の分類で受けることができますので、「一般用」の「保障」の意味合いが強い生命保険とは別で控除を受けられます。

「将来のことなんて知らないし興味がない」という方は加入すべきではないでしょうが、将来に少しでも不安のある方はぜひ一度加入をご検討ください。

 

個人年金の節税メリットは?!


個人年金の節税メリットを見ていきたいと思います。

保険料 月額10,000円×12ヶ月=120,000円

加入年齢25歳(平成26年加入)

65歳受取時返礼率 141.5%

上記のような場合で計算してみましょう。

平成24年以降の加入で、年額の保険料が80,000円を超えていますので、所得税の生命保険料控除が40,000円、住民税の生命保険料控除が28,000円です。

所得税「生命保険料控除40,000円×所得税率5%(最低税率)=2,000円」

住民税「生命保険料控除28,000円×住民税率10%=2,800円」

合計で年間4,800円の節税メリットがあります。

これが40年間続きますので、「4,800円×40年=192,000円」の節税メリットとなります。


 

「運用利回り」で見てみよう!


次に、「運用利回り」の計算をしていきましょう。

保険料年額120,000円×40年=個人年金保険料総額4,800,000円

4,800,000円×返礼率141.5%=6,792,000円となり、差額の1,992,000円が「儲け」ですね。

前回と同じように、こちらに節税メリットを含めますと、

「(6,792,000円+192,000円)÷4,800,000円=1.455→145.5%」の「運用利回り」になります。

年利で見ましても、約3.6%ですのでそれほど悪くないと言えます。

個人年金に加入しておくことで、将来の不安を解消することもできますし、何より自然に引き落とされますので、ついつい使ってしまって貯金がなくなるということもございません。

どうせ貯めるなら「運用」しながらにしよう、といった方には個人年金保険はおススメです。

 

※上記の内容は、平成26年11月3日時点の法律に則って記載しております。

 

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